どうして?

 2008-02-28
ぼくがまだ子犬だった頃、あなたはぼくのかわいいしぐさを笑ってくれました。
あなたはぼくのことを「息子」と呼びました。
僕が靴や枕を噛んでしまったりしたけれど、あなたのベスト・フレンドになれました。
ぼくが何か悪いことをした時、あなたはぼく指さし「どうして?」と聞いたよね。
でもすぐに許してくれて、ぼくのおなかを優しく撫でてくれました。

あなたはとても忙しかったので、ぼくのしつけは思っていたより長くかかったけど、なんとか一緒にやりとうしました。
昔一緒にベッドで寝、あなたの心の秘密に耳を傾けたり、これほど幸せな人生はない、と信じていました。
一緒に散歩に出かけたり、ドライブに行ったり、アイスクリームを食べたり(あなたはアイスは犬には悪いから、と言ってコーンしかくれなかったっけ?)。
ぼくは、あなたが会社からかえってくるのを日向ぼっこしながら待っていました。

少しずつあなたは会社で過ごす時間が長くなり、人間の親友を探しに出かけていきました。
わたしは辛抱強くあなたの帰りを待ち、落胆や失恋したあなたを癒め、あなたが間違った選択をしても小言は言わず、いつもあなたが帰ってきたとき、恋に落ちたときは共に大喜びして飛び跳ねるほどでした。

彼女、今ではあなたの妻、は「犬は人間ではない」と言います。
それでもぼくは彼女が来たときは歓迎し、彼女に親しもうと努力し、彼女の言うことを聞きました。
ぼくはあなたが幸せだったからぼくも幸せでした。

それから赤ちゃんが生まれ、ぼくも一緒によろこびました。
ぼくは赤ちゃんのピンクの肌そして香りが大好きで、ぼくも彼らの世話をしたかった。
でもあなたと彼女はぼくが赤ちゃんたちを傷付けるのではないかと心配し、ぼくはほとんどの時間を別の部屋か犬小屋で過ごすようになりました。
ぼくも本当に彼らを愛したかった。
でもぼくは「愛の囚人」になってしまいました。

あの子たちが成長するとぼくは彼らの友達になりました。
ぼくの毛につかまって立とうとしたり、ぼくの目に指を突っついたり、ぼくの耳をひっぱったり、ぼくの鼻にキスをしてくれました。
ぼくはあの子たちの全てを愛し、あの子たちにさわられることに喜びを感じました。
なぜならあなたはもうほとんどぼくに触れてくれなくなっていたから。
そしてぼくは必要なら命をかけてもあの子たちを守ってもいいと思いました。
ぼくはあの子たちのベッドにもぐりこみ、彼らの心配事や夢に耳を傾け、あなたの帰ってくる車の音を一緒に待ちわびました。

以前は誰かがあなたに「犬を飼っている?」と尋ねると、あなたは財布からぼくの写真を取り出し、ぼくの話をしました。
でもこの数年は単に「飼ってるよ」言うだけで、話を変えてしまいました。
ぼくは「あなたの犬」から「単なる犬」へと変わり、あなたはぼくにかかる費用を不快に思うようになっていきました。

そしてあなたは他の街で新しい仕事を見つけ、ペットを飼ってはいけない住宅に引越すことになりました。
あなたは「家族」のための最良の選択をしたのかもしれないけれど、昔ぼくがあなたの唯一の家族だった時代があったよね。

ぼくはドライブに連れて行ってもらえるのだと思い、ワクワクしました。
でも、着いたのが動物保護センターだとわかったときは、また悲しくなりました。
犬や猫、恐怖と不安の臭いがしました。あなたは書類を記入し、「いい飼い主が見つかると思うよ」と言いました。
担当の人たちは物悲しげに肩をすくめました。
彼らは「血統書付き」でも中年の犬の現実を知っているのです。
子どもはぼくの首輪をつかんで離そうとしませんでしたが、あなたはその指を強引に引き離しました。
「お父さん、だめ!僕の犬と別れるのは嫌だ!」とあの子は叫びました。
ぼくはあの子のことが心配です。
あなたがたったいま息子に教えたことを・・・友情、忠誠心、愛や責任、そして何よりも生命を尊重するということについて、あなたが息子に教えたことを・・・

あなたはぼくと目はあわせず、帰り際にぼくの頭を軽く撫で、丁寧にぼくの首輪とリードを持って帰ることを断りました。
あなたは時間がないと言います。
それはぼくも同じでした。

あなたが去ったあと、優しい二人の女性は、引越しのことは以前からわかっていたのに、なぜ新しい飼い主を探そうとしなかったのか、と話していました。
頭を横に振りながら彼女たちは「どうしてなの?」と言いました。

忙しいのに彼女たちはできるだけぼくたちの世話をしてくれました。
もちろん餌は与えられているけど、もうずっと前からぼくは食欲を無くしました。
最初は誰かがぼくの檻の前を通る度に、ぼくは前の方に飛び跳ねました。
あなたの気が変わってまた迎えにきてくれたんだと思い、今の状況が単なる悪夢だと思い、そしてあなたでなくてもぼくを愛してくれる誰かが来たのだと願いながら・・・
自分たちの運命に気付いていないかわいい子犬たちにはぼくは勝てない、と悟ったとき、ぼくは奥の角にうずくまり、ひたすら待ちました。

その日の終わりに係員の足音が聞こえ、彼女と一緒に別の部屋に行きました。
とても静かな部屋でした。
彼女はぼくを台に乗せ、ぼくの耳をさすりながら「心配しなくていいのよ」とささやきました。
ぼくの心は今から何が起こるのだろう、と不安でいっぱいになりましたが、安心感さえも感じました。
「愛の囚人」となったぼくは最後の日を迎えていました。
でもぼくは自分のことよりも、彼女のことの方が心配でした。
ぼくがあなたの機嫌がいつもわかっていたように、彼女の気持ちもわかるのです。
彼女の心の重荷は非常に大きいものでした。

彼女は優しくぼくの前足に止血帯を巻きました。
彼女のほおには涙が流れています。
ぼくは昔あなたを慰めるときにもいつもしたように彼女の手をなめました。
それから彼女は慣れた手つきでぼくの静脈に注射をさしました。
チクッとしてから薬が体を流れるのを感じました。
ぼくは眠くなって横たわり、彼女の優しい目を見つめながら「どうして?」とつぶやきました。

彼女に、ぼくの犬言葉がわかったのでしょうか。
彼女は「本当にごめんね」と言いました。
彼女はぼくを抱きしめ、ぼくがもっといい場所、無視などされず、虐待や見捨てられることもない、この地上とはまったく違う愛情と光あふれる幸せなところに行けるようにするのが自分の役目だと教えてくれました。
ぼくは最後の力を振り絞って尻尾を一度ふり、ぼくが「どうして?」と言ったのは、彼女にではないことを教えたかった。
この言葉はあなた、そう、ぼくの愛するご主人さまに向けたものなのです。
ぼくはあなたのことを考えていたのです。
ぼくはいつまでもあなたのことを記憶し、あなたを待っています。

ぼくがあなたを愛したように、
あなたが人生で出会うすべての人から愛されることを願っています。



著者から一言

わたしが「どうして?」を書いたとき涙を流したように、あなたもこれを読んで同じく涙を流してくれたのだとすれば、それは、毎年アメリカとカナダで死ぬ何万匹ものペットたちに捧げられた涙です。
非営利目的であれば、著作権を明記してこの話をぜひ配信してください。
動物保護センターや獣医のウェブサイト、ニュースレターなどで、動物は私たちの愛情と暖かい世話を受ける権利があること、どうしてもペットを手放さなければならない場合、他にいい飼い主を探してあげるのは私たちの責任であること、すべての生命は大切であること、を伝えてください。
無意味な殺しを止め、捨てられるペットが増えないようにするためにも、去勢キャンペーンに協力してください。

ジム・ウイリス

212SFPYDRZL.jpg


ジム・ウィリス・原作、石黒謙吾・構成、木内達朗・絵/アスペクト
スポンサーサイト

黄砂?

 2008-02-24
昨日は暖かい休日だったので、またまた長い散歩を決行。
だけど、ヒート中の為ワンコに出来るだけ会わないように・・・
今日は自宅→八雲神社→円覚寺→浄智寺横→葛原岡神社→台峰緑地→自宅のコース

まずは、権兵衛踏切で電車を見て大満足のはる

haru2008022401.jpg

八雲神社から北鎌倉駅を眺めるとこんな感じ
haru2008022402.jpg

haru2008022403.jpg

円覚寺境内の消火栓には「円覚寺」の文字
haru2008022404.jpg

梅もどこも満開にはほど遠いけど、一部はきれいに咲いています
haru2008022405.jpg

haru2008022406.jpg

円覚寺を抜け、浄智寺横のトコトコ上っていくと
源氏山につながるハイキングコース
20分もすれば源氏山公園の中にある葛原岡神社に到着。
神社の奥庭では寒桜がきれい

haru2008022407.jpg

源氏山から梶原口に出て、そのまま台峰緑地へ
北鎌倉を下に眺めつつ山道をどんどんいきます。

haru2008022408.jpg

すると、なんだか雲行きが怪しくなってきた。
それも、丁度向かい側の六国見山(円覚寺方面ですね)あたりが黄色くかすんでいるのです。
急いで帰らなきゃ、ひと雨くるなと思って山道を降りた辺りから
ポツポツ・・茶色い雨が。
幸い、大降りにならずにすんだけど、家に帰ると黒いダウンジャケットは
泥を浴びたように白くなっておりました。
これって、黄砂だったのかなぁ

来たー!ヒート

 2008-02-19
土曜日あたりから、おしっこの回数が増えて、少し陰部が茶色く汚れてきていた。
あれっ?と思ったら、床にポタッと血の跡。
とうとう、はるにもシーズンが始まりました。
9ヶ月と26日目です。

haru2008021801.jpg

電車が大好きで吼えちゃったり
haru2008021802.jpg

こんな顔でナイラボーン囓ってたり
haru2008021803.jpg

すぐに落ちてる木の棒拾っちゃうけど
haru2008021804.jpg

もう女になったの~わたち
haru2008021805.jpg

これからは落ち着いた女を目指します!(ムリ)
haru2008021806.jpg

これからしばらく、ドッグランもいけないな・・・

★BCRN★ ボーダーコリーレスキュー 大阪・迷子ボーダー!!

 2008-02-16

13日大阪動物管理センター泉佐野分室でボーダーが保護されてます。
B&Wのかわいい子です。
性格は凄く温厚だという事だそうです。

http://www.pref.osaka.jp/shokuhin/tr/top/cdogHogo.htm
飼い主さん、早く見つかるといいなぁ

富士山

 2008-02-14
昨日、いつもの海岸に行くときれいに富士山が見えました。
冬型の気候の強い風によって、空気が澄み渡っている感じです。

haru2008021401.jpg

富士山をバックにポーズ
haru2008021402.jpg

雲ひとつない青い空に江ノ島がきれいに見えます。
haru2008021403.jpg

はるも心なしか嬉しそう。
そこで、海岸沿いに最近完成した片瀬漁港までお散歩

haru2008021404.jpg

片瀬漁港のプロムナードには長ーいボードウォークがあって、
海の上を散歩出来ます。

haru2008021405.jpg

そして、お散歩の最後はモスバーガーでカフェ
ここにはビールもあるけど、ぐっと我慢。
ハンバーガーとフレッシュオレンジジュースで大満足のお散歩でした。

haru2008021406.jpg

泥まみれはる その2

 2008-02-07
今日はいいお天気だったので、葉山のドッグランへ
けど、公園内には結構雪が残ってました。
ドッグランの土も雪解け水でぐちょぐちょ。
もちろん、はるはお構いなしに駆け回る

haru2008020701.jpg

駆け回る
haru2008020702.jpg

一緒に遊んでくれた、甲斐犬のトノ君
ボク、ちょっと雪の上で休憩

haru2008020703.jpg

はるは、あっという間に泥だらけ。
haru2008020704.jpg

しょうがないから、公園内の雪深い場所で泥を落としてみる。
日陰では、まだこんなに雪が残ってるの

haru2008020705.jpg

が、その甲斐なく帰宅→風呂場直行
haru2008020706.jpg

1時間半後のはる。
haru2008020707.jpg

なんか文句ある?(はる)

★BCRN★ ボーダーコリーレスキュー 九州でブリーダー崩壊!

 2008-02-06
悲しいことに、また九州でブリーダーの崩壊がありまし
た。
BCRNの方々15頭ものでボーダーがレスキューされました。
レスキューの模様が以下のブログにUPされています。
BCRNブログ


どの子も酷い状態で、目を覆いたくなる状況下に置かれていたようです。
すごくかわいい子達なのに、どの子もおびえたような目をしています。
ですが、レスキューに向かったサポーターの方々に、次々にきれいにされて
少しホッとします。
mixiでも、このブリーダー崩壊のトピが立っていて、読むと
ボーダーはBCRNが迅速に動き、引き出しをしたけれど
まだ、他の犬種の子達が沢山残されているようです。
柴が10頭位
シェルティ5頭(6~9歳)
キャバリア(♂2頭 ブレンハイム ブラックタン1頭 ♂ )
アイリッシュセター5~6頭(1歳位~6,7歳まで♂♀)
ケアーンテリア(2頭 年齢性別不詳)
早く、引き出してあげないと危険な状態の子のいるようです。
どうにかならないかな
遠く九州なので、何もお手伝いできないのが歯がゆいです。

この子達がこれから、幸せな生活が送れますように。

 2008-02-03
先日の東京で積もった雪も鎌倉では積もらなかったので、
今日がはるにとっての雪初体験!
さっそくレインコートをつけてお散歩に

haru2008020301.jpg

もうお昼頃だったので、道路の雪は足跡だらけ
なので、はるは足跡の付いていない方へ行こうとひっぱります。

haru2008020302.jpg

初めての雪に嬉しそう。
haru2008020303.jpg

降ってくる雪もカプカプ食べてみました
haru2008020304.jpg

泥まみれはる

 2008-02-02
昨日は朝から良いお天気だったので、エルマー君と鎌倉中央公園へお散歩に
エルマー君ははると2ヶ月違いの7ヶ月の男の子。
大きさも12kgぐらいではると同じくらい。

haru2008020101.jpg

久しぶりだったけど、会った途端にまたバトル開始。
途中、黒ラブのジョン君も参加し3匹入り乱れての戦いでした

haru2008020102.jpg

帰り道、はるが小川の水を飲み始めたら、エルマー君も真似して飲んだよ。
中央公園の川は、蛍が育つ位きれいなのデス

haru2008020103.jpg

最後に分かれ道でポーズ。
エルマー君はジェントルリーダー、はるはイージーウォークハーネスと
引っ張りコンビなのでした。

haru2008020104.jpg

そして、夕方もまた中央公園へ
いつも会う茶太郎君やアトム君達と遊んでいる内に泥に突っ込んで
あっという間に茶色い足になったのでした。

haru2008020105.jpg

見よ!この泥とひっつき虫にまみれた体を!!
ちょっと反省のはる

haru2008020106.jpg

このあと、シャンプーとドライヤーで2時間!
ひっつき虫を取るだけでも大変でした。

でも、お陰でピカピカになったでしょう?

haru2008020107.jpg

ごめんなさい、もうしません(はる)

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫